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【  2010年04月  】 

第6章・ 8 (屋上の再会)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.30 (Fri)

 「あんたに、そんな親しげに呼ばれる覚えは無いね・・・」 信がそう言うと、秀一はフンッと鼻の先で笑う。 そして、何とも人を馬鹿にした表情のまま、ジャケットのポケットから煙草を取り出し口に咥えると、煙草を歯で挟んだまま更に信の神経を逆撫でする様な言葉を投げかけた。「つめてーな・・・。そんなに邪険にすんなよ。カワイイ顔が台無しだぜ」「あんたに言われても、嬉しくないな」 秀一は喉の奥でクックと笑いながら、...全文を読む

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9・「跡取り?」

恋桜~さくら~

2010.04.29 (Thu)

 「おじさんって偉い人なんだね・・・」 手に取った名刺を見ながら、私は何となく呟いた。 別に一さんに話しかけた訳じゃない。 第一、一さんは部屋の中に備え付けの座型ではない机の椅子に座って、どうやら仕事用らしい書類を見始めていたんだもん。 邪魔しちゃいけないな~、何て事を思いつつ、私はジュースを飲みながら、物珍しさも手伝って部屋の中をキョロキョロと見回していたんだから。 「廊下の向かって右側がバスルー...全文を読む

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第6章・ 7 (激しくして・・・)*R18

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.29 (Thu)

 「アッ、ハァ・・ァンっ、やぁんっっ!!」 何だろう・・・。 何か〝いいこと〟でもあったんだろうか?「やっ、ダメッ・・・あぁんん・・っっ!」 いつもは優しく抱いてくれるはずの彼が、思わず押し戻してしまいたくなるほどの勢いで、自分の欲望を突き立ててくる。 妙に機嫌がいい時、彼が少し意地悪になるのはいつもの事。「あっ、ぁっぁ・・・ん、んっっ、か、ずま、くぅん・・っっ」 その激しさに、晶香が辛く切なそうな...全文を読む

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第6章・ 6 (通じない電話)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.28 (Wed)

 「あ、電話、きてたんだ」 来客者の見送りをして部屋へ戻って来た涼香は、机の上においてあった携帯電話の着信ランプを見ながら、残念そうに息を吐いた。 着信があったのはほんの十分前。ちょうど客が帰った後だ。 すぐに部屋へ戻って居ればよかったと、少々後悔しながらベッドの淵へ軽く腰掛ける。 あまりにも喉が渇いていたので、台所で麦茶を頂いてから部屋へ戻った。それをしなければ、電話に出られただろうか? 涼香はす...全文を読む

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第6章・ 5 (情報流出阻止)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.27 (Tue)

 「あのぉ・・・、光野さん?」「はい?」「・・・あの人は・・・?」 恐る恐る、須賀はその人物を指差す。 その指の先には、コーポレートIT事業部のシステムメインデスクがある。 クラッカー戦の時に学が座った場所であり、その夜、美春が愛された場所だ。 しかしそこに、須賀がまったく知らない人物が座っている。「須賀さんっ、人を指差すものじゃないわっ」 人を指で指してしまうのは、弟である一真の癖だ。 その仕草に...全文を読む

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第6章・ 4 (動いた〝宝刀〟)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.26 (Mon)

 「何だってんだ! 畜生!!」 堺は憤慨した。 狙いは間違いなかった。照準は確かに葉山学の心臓を捉えていたのだ。 なのに・・・。「邪魔しやがってぇ!!」 一度下ろしかけていたライフルを再び構える! しかし、覗き込むスコープの前に、秀一が手を出した。「やめておけ」「どうしてだ! オレはまだ葉山学を撃ち落してない! 傍に居た男が邪魔をしたせいで!」「・・・まだ他にも、邪魔者が揃っているようだぞ」 秀一は...全文を読む

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8・「私だけの笑顔」

恋桜~さくら~

2010.04.25 (Sun)

 「ジュース飲むか?」 そう訊かれ、私はドキッとした。 自然に体が緊張してしまっている。あまりにもドキッとしすぎて、体が震えてしまった事に気が付かれてしまっただろうか。恥ずかしいな・・・。 私はまだ返事をしていなかったけれど、一さんは蓋を開けた小さなオレンジジュースの瓶とグラスをひとつ、私へと差し出している。「う、ん、・・・ありがと、おじさん」 私はそれを受け取って、もう一度部屋の中をキョロキョロと...全文を読む

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第6章・ 3 (神藤という男)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.25 (Sun)

 「さくら様、申し訳ありません。よろしいですか?」 神藤は一の傍へ屈むと、涙を溜めて一の傍へ寄り添うさくらに、少し後ろへ下がってくれるようにと腕を前に出した。 それを横目で見ていた学が、慌てて神藤の横へ屈む。「しっ、神藤さんっ、父さんに〝アレ〟はやめてくれっ。俺の時とは歳も違うし、社員も見ているし、母さんも居るし!」「何の事ですか?」 学の慌てように神藤はムッとする。これでは何となく自分がとても嫌が...全文を読む

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第6章・ 2 (狙撃後)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.24 (Sat)

 「学っ・・! 中へ入れっっ!!」 何と言うことだろう。 学の身代わりになって銃弾を浴びたというのに、一は学の身体を押して、ビルの中へ入るように促したのだ!「お父・・さっ・・」「早く!!」 更に撃ってこないとも限らない二発目を、一は警戒したのだろう。 学は、傷の痛みから力がこもる一の腕に押されながら、周囲をぐるりと見回した。 前庭に居た数人の社員が騒ぎ出している。運転手も慌てて車を降りた。 美春はあ...全文を読む

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第6章・ 1 (狙撃前)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.23 (Fri)

 「具合でも悪いのかな?」 エントランスを出て行く〝社長一行〟を見送りながら、柳原は首を傾げる。 いつもならば一番笑顔を向けてくれるのは美春のはずなのだが・・・。 しかし不思議がる彼の耳に、それを忘れさせるような、ヒステリックとも取れる女性の声が飛び込んできた。「何言ってるのよ! ふざけないでよ!」 驚いて声がした方を見る。エレベーターを降りて歩いてくる二人の女性。 どうやら今怒鳴った本人らしいのは...全文を読む

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7・「一緒のお部屋?!」

恋桜~さくら~

2010.04.21 (Wed)

 「お前、こういった食事の経験があるのか?」 驚いたようにそう訊かれて、私はドキッとした。 洋服を選んでもらった後、一さんは私を夕食の席に連れて行ってくれた。 どうやらここは、村の手前に建ったリゾートホテル周辺の街らしく、観光客目当てのお店や、お食事をするお店などが沢山有った。 連れて行かれたのは、立派な和風のお店。 二人で入るには申し訳ないような広い和室に通された。 大きなテーブルを目の前に座って...全文を読む

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第5章・ 10 (夕暮れの狙撃)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.21 (Wed)

 「申し訳ありません!」 エレベーターの中で、美春は深く頭を下げた。「確認が遅れたばかりに、急な対応を取る形になってしまいました。本当に申し訳ありません!」 彼女の上司である学に頭を下げているのではない。 エレベーターに同乗している〝社長〟と、教育係の〝さくらさん〟に頭を下げているのだ。 葉山製薬と、そして同じく提携を持ちかけているライバル社へ、内密に視察へ訪れる予定だというロシュティスの社長。 そ...全文を読む

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第5章・ 9 (不審なメール事故)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.20 (Tue)

 「お疲れっ。今日も遅くまでやるの?」 美春が秘書課に戻ると、オフィスへ入ったところで詩織の明るい声に迎えられた。「ん~、そんなに遅くはならないとは思うんだけどね。もう少しかかるかな? 詩織ちゃんは?」 詩織の明るい声を聞くと、何となく元気になる。 訊ねながらも自分の席へ急ぐ美春に、詩織は椅子をくるっと回して「私はもう少し」 と笑顔で返した。 自分の席へと戻り、椅子に座るより先にマウスをちょっと動か...全文を読む

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第5章・ 8 (「もうすぐ」の約束)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.19 (Mon)

 「ところで、返事は来ていたのか?」 いったいどのくらいキスをしていたのだろう。 かなり長い時間キスをしていたせいで、美春は少々頭がポゥッとする。 反面、学は「まだ足りない」 と不足を感じているのだが、デスクを中央にお互い身を乗り出し、美春に至ってはデスクに両手を付くという中途半端な状態だった。美春の体勢が辛いかな? と気を使い、満足手前でやめたのだ。 これが中央にデスクなどの障害物が無かったり、ソ...全文を読む

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第5章・ 7 (お嬢様にお願い?)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.18 (Sun)

 「ごきげんよう。田島さん」 社長室に入った瞬間、信は一歩後ずさってしまった。しかし中へ入ってすぐだったので、当たり前のように背中がドアにぶつかった。 無理も無いだろう。ただでさえ〝社長室〟などという所へ一人で一を訪ねて行き、それだけでも緊張しているのに、そこに更なる緊張を与える人物が居たとなれば。「あ、えっ、あのっ・・・、こ、こんにちは・・・」 信は返事にどもりつつ迷う。あっ、挨拶は「ごきげんよう...全文を読む

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第5章・ 6 (排除不能の恋敵)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.17 (Sat)

 「あ、光野さんっ」 秘書課から専務室へ戻ろうとした美春は、エレベーターホールの前で、ちょうど開いたエレベーターのドアの中から声をかけられた。「光野さんも、休日出勤なんですね」 そう嬉しげに口にしながらエレベーターを降りてきたのは、コーポレートIT事業部の須賀だった。「須賀さん」 元気良くエレベーターを飛び出して自分の前へやってきた須賀に、ニコッと笑いかける。解りきった事だが、須賀は一瞬、美春の笑顔に...全文を読む

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第5章・ 5 (張られる罠)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.16 (Fri)

 「アレ? 小林さん?」 真後ろで自分を呼ぶ声。和代は飛び上がらんばかりに身体を震わせた。 見られた! 今自分がした事は、決して良い事ではない。それを見られたかもしれない、というのは彼女にとって心臓が止まる事に匹敵するほどの衝撃だ。 それでもしこの声の主がこの席の当人なら、見たままの事を上司である専務に報告をするだろう。 「仕事に関係あるかもしれないメールを、勝手に消去された」 と。 席の主は秘書で...全文を読む

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第5章・ 4 (親友の訪問)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.15 (Thu)

 「ネェ、もしかしてこれさ・・・」 来客用のコーヒーカップを眺めつつ、信は考える。 それは決して、出されたコーヒーがマイセンのカップに入ってきたからでも、目の前のコーヒーがあまりにも良い香りを立ちのぼらせているので、グラム幾ら位の豆を使っているんだろう、等、庶民が詮索してはいけない事を考えているのではない。「美春さんが淹れてくれたの?」 信の前にコーヒーを置き、これから座るであろう正面の席に学用のコ...全文を読む

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第5章・ 3 (最悪な男)*R陵・レ

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.14 (Wed)

 「苦しいか・・・?」  秀一の口調は、どこか甘やかすような優しい口調だった。 「それとも・・・、気持ちイイか・・・?」  しかし、やっている事は口調とは全然違う。  秀一は手の平で掴むように絞めていた女の首を、さらにベッドへと押し付け圧迫した! 「・・・がっ・・ぁぁっ・・!」  開いた女の口から、声ではない〝音〟が漏れ、今まで身体を貫かれる快感にうっとりと細まっていた目は、これでもかとばかりに見開かれた...全文を読む

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第5章・ 2 (キレイな指)*R高

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.13 (Tue)

 「明日さぁ・・・」 彼女の指が、彼女を見詰めながら話す彼の胸や肩に触れ、一枚一枚服を脱がせていく。「何?」 細くて白くて、形の良い綺麗な指。 出会った頃から、この綺麗な指は信のお気に入りだ。「葉山が、一緒に食事にでも行こう。って言ってた」 涼香を抱くようになってからは、この指で触れられるのがとても好きになった。「葉山君が? じゃぁ、美春も一緒ね」「当然」「嬉しいわ。美春に会うのは久しぶりよ。いつも...全文を読む

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第5章・ 1 (エントランスの朝)*R高

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.12 (Mon)

 「おはようございます! 専務! 光野さん!」 彼の声はとても良く通る。 元々の地声が大きいのか、それとも学生時代にアメフト部で鍛えられた賜物なのか、まぁ、どちらにしろ、挨拶はハッキリ大きくが一番良い。 連休初日の朝、いつもは小奇麗な受付嬢が座っているスペースの横で、後ろ手を組みながら立っていた専属警備員の柳原は、休日だというのに仕事モードでエントランスへ入ってきた専務と専務秘書に、元気良く声を掛け...全文を読む

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第4章・ 10 (始まりの朝)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.09 (Fri)

 「あれ? お姉ちゃんは?」 その朝、朝食をとりにダイニングキッチンへ入ってきた一真は、食事の席に美春が居ないのを見て誰にとも無く訊いた。 テーブルに着いて新聞を読んでいるのは父の大介。その大介の前にコーヒーを置いている母のエリ。 いつも美春が座っている席には、椅子をずらした跡さえ無い。 しかし両親が答えてくれる前にその答えに気付いた一真は、自分の席の椅子を引きながら呟く。「学兄さんの所・・・か」 ...全文を読む

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第4章・ 9 (誕生日の夜に)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.09 (Fri)

 「あっ、そういえば・・・」 今思い出したかのように、今まで美春の肌の上でモソモソと動いていた学が、申し訳程度に掛けていたシーツの下からヒョコッと出てきた。「今日、紗月姫ちゃんの誕生日だった」 五月二日は、従妹の紗月姫が十七歳を迎える誕生日だ。 毎年行われる誕生日パーティーに、もちろん二人共招待されてはいたが、学生の頃と違って仕事が忙しいだろうから「ハッキリいいますが、来ないで下さいね」 と、招待状...全文を読む

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第4章・ 8 (あなたの為に)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.09 (Fri)

 「学の事・・・、守ってあげたいの・・・」 美春はそう言った後、学の真剣な目を真正面から見てちょっと照れくさい気持ちになったのか、微かに頬を染め俯いてしまった。「学ほど・・・シッカリと守れる訳じゃないけど。でも、私にも出来る事があるなら・・・」 学は腕を伸ばすと、美春を自分の腕の中へ包み込むように抱き締めた。「美春は、いつも俺の事を守ってくれているよ」 優しく囁くような声で、学は美春の気持ちに応える...全文を読む

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第4章・ 7 (守ってあげたい) 

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.09 (Fri)

 「秀一さん、映ってるじゃないですか」 パソコンのモニターを見ながら、堺は楽しそうに口にした。「ん?」 秀一は何の気なしに生返事をしながら、堺の傍へ近寄る。片手に持ったビールの小瓶をグッとあおり、モニターを覗き込んだ。 それは監視カメラの記録映像だった。白黒粗めの画像には、駐車場の中で一台の車の周りをウロウロする秀一の姿が映っている。 しかし、サングラスにスーツのその姿は、第三者の目には、葉山製薬の...全文を読む

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第4章・ 6 (さくらの不安)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.09 (Fri)

 「大丈夫? 痛いところはない? 怪我は?」 ソファに座った美春の前にしゃがみこんで彼女の手を取り、とにかくさくらは落ち着かない。「具合は悪くない? 聞いたわよ、大きなダンプに乗せられて帰って来たのですってね。揺れたでしょう?」 そう言いながら、美春の横に座る学をキッと睨む。「ったくっ! 美春ちゃんを何ていう物に乗せるのよっ。ダンプになんか乗せて、具合でも悪くなったらどうするつもりなの?!」「でも、...全文を読む

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第4章・ 5 (ダンプの王子様)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.08 (Thu)

 「坊ちゃん、遅いのかな・・・」 葉山家の第一ガレージの奥にある休憩室で、整備士の紺野は、コーヒーサーバーから大きなマグカップにコーヒーを注ぎながら呟いた。 今朝訊いた時は、どうせ連休中も仕事に出るので今日は八時くらいまでに帰る。と言っていた。 ガブッと一口コーヒーを飲み込んで、壁にかかった時計を見上げる。 時刻はすでに二十時を過ぎている。「オレ・・・、明日から休みだしなぁ・・・」 葉山家のお抱え整...全文を読む

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第4章・ 4 (レクサス炎上!)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.08 (Thu)

 「なっ・・にっ?!」 車内の空気は一変した。 和やかな雰囲気だったところへ、いきなりの爆発音! そして衝撃! 傾いた車体。それも左側へ! 当然美春は短い声をあげた後、そのまま助手席のドアへ体が傾く! 考えている暇も、迷っている暇も無かった。 ただ、このままでは美春が怪我をする! そう瞬時に考えた学は、爆音と共に車の後部が持ち上がった次の瞬間、自分と、そして美春のシートベルトを解除した! ドアへ押し...全文を読む

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第4章・ 3 (連休の予定)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.08 (Thu)

 「そういえばあの人、その後どうなの?」 車の中で連休中の仕事の予定を見ようとした美春は、バッグからシステム手帳を取り出そうとして手を止めた。 学の振りをして悪行を働き、一の息子だと偽った男の事を、フと思い出してしまったのだ。「その後、何か言ってきたのかしら?」「いいや。信悟先生がシッカリと調べてくれたからな。〝偽者〟だって事を決定付けられたんだ。もう姿は現せないだろう?」「そっか・・・。ううん、だ...全文を読む

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第4章・ 2 (連休前)

理想の恋愛 完璧な愛・第7部

2010.04.08 (Thu)

 「田島君は、ゴールデンウィークは実家に帰るんだろう?」 人が疲れて居る時に、そんな当たり前の質問をしてくるのは誰だ・・・。 起案作成をやっとの事で終え、他の修習生同様くったりと椅子に寄りかかり「終わったぁ」 という安堵感に思わず両手で顔を覆ってしまった信に、疲れなど微塵も感じさせない声が掛けられた。「おいおい修習生きっての秀才が、何をまいっているんだい?」 そう言って顔を覆っていた片手を摘み上げ、...全文を読む

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