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【  2010年11月  】 

第2章・ 9 (〝カズ君〟の正体)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.30 (Tue)

 「葉山君が言うのも、もっともねぇ」 てっきり自分の見方になってくれるだろうと思っていたのに、これは美春にとって少々ショックな裏切りだ。 一真のホスト疑惑、その事で学と意見の相違をみた事を涼香に話したのだが、怒り出すかと思われた彼女はアッサリと学案を認めた。 しかしショックを受ける美春に、涼香は抜け目無くフォローを入れる。「でも、美春が怒るのも当たり前だよ。心配だもんね?『心配だからこそ怒る』 私も...全文を読む

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第2章・ 8 (秘書課のエリート)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.29 (Mon)

 「光野さんは、どうしたの?」 話しかけられたその瞬間、三杉詩織は声も出ないほど驚いた。 本当に喉は詰まり、話しかけてきた相手をしげしげと眺めてしまったほどだ。「……何?」 そうすると、もちろん眺められ始めた本人、櫻井陸都(さくらいりくと)は驚く。何故この子は、自分が声を掛けただけでこんな今にも眼球が飛び出してきそうな顔で驚くのか、と。 打ち合わせを終え秘書課に戻ってきた櫻井は、密かに目をつけている入...全文を読む

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第2章・ 7 (つけない嘘)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.28 (Sun)

 「こらっ、不良秘書っ」「うるさいっ」 冷やかされて返す口調は、ちょっと恥ずかしそう。 無理もない。こんなズル休みのような事をするのは、二十二年間生きてきて初めてだ。おまけにそれを「子供っぽい」 と言わんばかりに目の前でスクスク笑われているのだから。「〝いい子〟の美春が、こんな事するなんてね? よっぽど腹に据えかねたのねぇ」 綺麗なエメラルドグリーンの炭酸水に浮かぶ、白いアイスクリーム。 透明なグラ...全文を読む

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第2章・ 6 (甘い威張りんぼ)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.27 (Sat)

 「専務、入りますよ」 ノックの後にすぐドアが開く。 社長第一秘書、葉山さくらが専務室へ入った時、学は窓辺に寄り掛かり携帯電話で話をしていた。 しかしもう終わるところだったのだろう。学は「十五分だ」 と一言口にしてすぐに携帯をスーツへ収めた。「何か御用ですか? ご連絡頂ければ私のほうから出向きます」 仕事用の態度でさくらに近付くが、彼女の目の前に立った途端、学の頬をまっすぐに伸ばした綺麗な指が襲った...全文を読む

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第2章・ 5 (土曜日への決意)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.26 (Fri)

 「一真君、今日は夜教師の日だよね?」 ランサーの助手席に乗り込むと、晶香は開口一番そう口にした。 ちなみに〝夜教師〟は夜時間に行っている家庭教師のバイトの事だ。もうひとつの方は午後から夕方にかけてなので〝昼教師〟と呼ばれている。  授業を終えた晶香を迎えに来た一真。彼女の問いに答える前に、ハンドルの頂上へ乗せた手にコツンッと頭を付けて、にっこり笑う。「おかえり。晶香ちゃん」「あっ……、うん、ただいま...全文を読む

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第2章・ 4 (優しい叱責)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.25 (Thu)

 「放っておいても良いんじゃないのか?」 まさか、そんな返事が返ってくるとは思わなかった。 美春は本当に悩んでいたのだ。 給湯室で聞いた話や見せられた画像。それらを併せて考えてみれば、やはり噂にしていたホストクラブの〝カズ君〟は一真である可能性が高い。 本当に一真だったらどうしよう。どう一真に接しよう。両親には言わないほうが良いのだろうか。 どうして一真は、彼のイメージとは全然違うホストクラブなどで...全文を読む

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第2章・ 3 (噂の〝カズ君〟)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.24 (Wed)

 「夏頃からかなぁ、入店したの。あんまり可愛いから、今じゃカズ君目当てで来てる常連も居るくらい。私達もそうだけど」 女子社員の話を聞きながら、美春は携帯の画面を喰い入る様に見詰めた。 彼女達がお気に入りにしている〝カズ君〟がそこに写っているのだ。「本当はね、ホストじゃなくてボーイなのよ。カウンターに入って手伝いをしている子でね。あとはホールに出ても、ホストの付け回しくらいかな」「付け回し?」 言葉の...全文を読む

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第2章・ 2 (無敵の新入社員)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.23 (Tue)

 「美春さん」 美春の姿を見て悠里はすぐに親しげな笑顔を作ったが、一緒に居た女子社員は表情をキュッと引き締めた。 相手は新入社員だ。普通ならば気にかける事も無いが、美春は別。 この会社の跡取りである専務の婚約者にして秘書。社長やその妻である第一秘書にも可愛がられ、その上、研究室室長の娘。入社当初から彼女についた仇名が「無敵の新入社員」 「虐めたらすぐにクビになるだろう」 という冷やかし付きだ。 その...全文を読む

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第2章・ 1 (IT事業部の彼と彼女)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.22 (Mon)

 「よしっ、今度こそっ」 勢いをつけて椅子から立ち上がり、プリントアウトした報告書を目の前にフンッと鼻で意気込んだ彼を、市橋悠里(いちはしゆうり)は小さく笑いながら見詰めた。 気付かれないように笑ったつもりだったのだが、次の瞬間、報告書を見ていたはずの彼の目は、照れ臭そうに悠里を見る。「何笑ってんの?」「あ、ごめんなさい。だって須賀さん、あんまり張り切っているから……」「そりゃぁ張り切るよ。報告書再提...全文を読む

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第1章・ 10 (愛戯の邪魔物)*R18

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.21 (Sun)

 「いっ、痛いっ、いたい、いたいっっ!」 思わず上がる声。ちょっと本気の「痛い」 抗議。「痛いよぉ、学っ」「我慢しろ、わざとじゃない」 美春をイタイ目に遭わせる事は「俺が許さん」 主義の学が、彼自ら痛みを与え、彼女のナカに挿入(はい)ったまま熱い塊をクイッと捻る。「アッ……ァァん、んっ……」 その行為には甘い声を漏らすが、再び彼女は苦情を申し立てた。「で、でもっ、痛いからっ、イヤぁっっ」 専務室のソファ...全文を読む

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第1章・ 9 (弁護修習の場所)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.20 (Sat)

 「おい、修習生」 オレの名前は〝修習生〟じゃないっ! 心の中で思い切り叫ぶ文句。しかしそれを口に出来るはずは無い。 この広い事務所の中、人は沢山居るが〝修習生〟と呼ばれる身分の者は彼一人なのだから。 そしてもちろん、返事をしない訳にもいかない。 今彼を呼んだのは、司法修習生である彼の指導担当弁護士であり、彼が弁護修習の場所として配属された田島法律事務所の所長、〝無戦敗の男〟の異名を持つ田島信悟弁護...全文を読む

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第1章・ 8 (黄八丈の娘)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.19 (Fri)

 「晶香は、もう出たのか?」 朝稽古の稽古場から、急いで母屋へと戻った涼香に声を掛けて来たのは、菱崎流家元の菱崎修一郎だ。 早い話が涼香の父親。そして、晶香の父親でもある。「ええ。いつも同じ時間に出るでしょう? もう一真君が迎えに来たのではないのかしら?」 幼い頃からの条件反射で、父の姿を見ると背筋が伸びる。 家元である修一郎は、菱崎三姉妹の長姉である涼香にとっては、父であると同時に尊敬する師匠でも...全文を読む

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第1章・ 7 (天使の訪問)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.18 (Thu)

 「だって、どうせ迎えて頂くのなら、綺麗なお姉様に迎えて頂いた方が嬉しいではありませんか?」 それは、高校二年生の女の子として正しい意見なのだろうか? 学は真剣に思う。「でも、女の子は俺みたいなイイ男に迎えてもらったほうが嬉しいだろ? 普通」 それは間違いないはずだ。その確信の元、右手親指でにこりと笑った自分の顔を指す。そしてそのまま不思議な発言をした女子高生の顔を覗き込むが、彼の発言は気の毒になっ...全文を読む

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第1章・ 6 (OL憩いの場)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.17 (Wed)

 「五十五階だよ? 凄いよねぇ」 そんな声が、給湯室に入る前に聞こえた。「何メートルくらいの高さなんだろう? 百メートル以上はあるわよね?」「当然でしょう」 声からして秘書課の女子社員らしい。その声が聞こえる給湯室自体が秘書課の前にあるので、当たり前と言えば当たり前だ。「あっ、美春ちゃん」 そして、こそっと入ってきて秘書課室長のお茶を淹れようとしていた美春を見つけたのは、同じ一年生社員、同僚の三杉詩...全文を読む

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第1章・ 5 (不安なキス)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.16 (Tue)

 「……ぅうんっ……」 伸びた白く細い首から発せられる、甘やかな音。 吸い付いた舌から唇の力を抜くと、唾液がくちゅりっと音を立て、静かな車内で二人の鼓膜を刺激した。 それでも二人の唇は離れる事無く、シッカリと繋がる唇から時折漏れるのは乱れた息遣い。 彼が貪る彼女の唇は、今朝彼女が車に乗り込んできた時、確かに薄い口紅が塗られていたはずなのだが、恐らくもうその色は無いだろう。 間違いなく塗り直し決定なのだが...全文を読む

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第1章・ 4 (おはようのキス)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.15 (Mon)

 「おはよう、美春」 どうせなら朝は、笑顔の彼女に会いたい。 男性が恋人にそれを望むのは当たり前だろうし、逆に女性だって「朝は気分良く、笑顔の彼に会いたい」 と思うのは当然だ。 そう考えると、学は実に女性側の希望をさり気なく叶える術を知っている男だろう。 広範囲における社交性の高さは伊達ではないのだ。 その日ももちろん学は愛車のレクサスを光野家の前に停め、彼が迎えに来た事に気付き家を出てきた美春に、...全文を読む

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第1章・ 3 (可愛い一真)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.14 (Sun)

 「あれぇ? お姉ちゃん?」 ホンワリとした優しい声。顔に当てていた手の陰から、人懐こい目が半分開く。「お姉ちゃんが起こしに来てくれたの? おはよぅ」 にこりっとした顔は、いつも通りの一真の笑顔。「うわっ、もうこんな時間なんだ? シャワー浴びてこなきゃ。帰ってきてそのまま寝ちゃったからさ」 ベッドの枕元に置かれたデジタル時計を見て、一真は慌てて身を起こす。 クセ毛が更に乱れて寝癖付いている髪を掌で数...全文を読む

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第1章・ 2 (姉の知らない弟)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.13 (Sat)

 「一真、入るよ?」 ノックをして一声掛ける。 一真が就寝時に鍵を掛けない事は知っているが、もしも起きていていきなりドアが開けられてしまっては驚くだろう。 しかし中から返事は無い。どうやら本当にまだ眠っているようだ。 起こすのが目的なのだから遠慮する事も無いだろうとは思うのだが、美春は極力音を立てぬよう、静かにドアを開け部屋の中へ入った。 部屋の中はシンッと静まり返っている。生真面目な一真らしく小奇...全文を読む

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第1章・ 1 (美春の不満)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.12 (Fri)

 「おっ、美春、居たのか?」 朝一番に聞きたい言葉ではない。 この言葉を発したのが、日頃自分を〝目の中に入れたら本当は痛いと思うけど、痛くないと思えるほど可愛い〟というくらい溺愛してくれている実の父親が言った言葉でなければ、美春は間違いなく「悪い?」 と眉を寄せていたに違いない。 しかし言ったのは、大好きな父親の光野大介だ。美春は怒るどころか、拗ねて可愛らしく唇を尖らせて見せた。「酷いっ、お父さんっ...全文を読む

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・第9部・ プロローグ *R18

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.11 (Thu)

 「愛してるよ……」 彼の声は、明るめの甘いバリトン。 テノールほど高くは無く、けれどバスより重くは無い。 時に、魂まで縛られてしまいそうなほど優しく。 時に、魂まで凍り付かされてしまいそうなほどの狂気を湛える、声。 しかし、彼女に愛を囁く時、その声は限りなく蕩(とろ)けるほどに甘くなる。「美春……」 鼓膜から入って、脳髄を掻き回し脊髄へ落ちてゆく痺れ。その痺れはいつも彼女を悶え上がらせる。「結婚しよう...全文を読む

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第9部・前書き・あらすじ・登場人物

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2010.11.09 (Tue)

 前書き.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*.:*~*:._.:*~*:._.:*~*: (当作品第9部は、2011/04/24 に完結いたしました)  この作品は、所々に性表現を含んでいます。 【一部R18】 となりますので、閲覧時はご注意下さい。また、 【社R】 要素も含まれています。あわせて閲覧時はご配慮頂きます様お願い申し上げます。 サブタイトルの後ろに「性表現レベル」 の表示を入れさせて頂いています。 『*R18』は「性交描写...全文を読む

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番外編・「桜咲く君へ・・・」 7

恋桜~さくら~

2010.11.08 (Mon)

 「ちょっと待てっ。お前、いくつだっ」 私は片手で顔を押さえ首をうな垂れた。 サキが取った行動に呆れたからではない。 サキの肌を目にした瞬間、恥ずかしいというのか照れるというのか、いたたまれない羞恥が私を襲ったのだ。 別に私が服を脱いだ訳ではない。裸体を晒したのはサキのほうだ。それなのに何故だろう、私のほうが恥ずかしさを感じているではないか。 訳の分からない羞恥心に襲われ、事もあろうに顔が熱くなると...全文を読む

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番外編・「桜咲く君へ・・・」 6

恋桜~さくら~

2010.11.05 (Fri)

 「随分と、散ってくれるな……」 私は、眠るさくらに舞い掛かる桜の花びらを、静かに払い落としていった。 彼女の髪に、顔に、肩に。御神木から桜の花びらは次々に舞い降りてくる。払うのを少しやめると、容赦なく降り積もる花びらに、さくらが隠されてしまうのではないかと思うほどだ。 この御神木は、さくらが産まれた以前からあるのだから、さくらとの別れを惜しんでいるのかもしれない。 そう思うと、思わず口元が和む。 さ...全文を読む

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番外編・6 私達の学

理想の恋愛 完璧な愛・第8部

2010.11.04 (Thu)

 「まーちゃん、まーなぶ、ちゃんっ」 とても可愛らしい、小鳥のような声が彼を呼ぶ。 その声に反応しているのか、それとも単なる条件反射なのか。彼は広げた両手をもそもそと動かし、キュッと閉じていた小さな唇をかすかに開く。 ……笑おうとしているのだろうか? いや。そんな反応はまだ出来るはずが無い。何といっても、彼はまだ産まれて一ヶ月しか経っては居ないのだから。 しかし、リビングのベビーベッドに寝かされている...全文を読む

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Select.11(第10章≪至福の天使≫・13 より)

Love Select

2010.11.04 (Thu)

 「神藤、一緒に、バスルームへ行きましょう?」 頬を染め恥らうその姿は、見ているほうが恥ずかしくなってしまうくらい可愛らしい。 そのうち一緒に……。という話しをしたのは十日くらい前だったろうか。 幸せの余韻で口から出た言葉だった。口から出した後に、やっぱり恥ずかしいかな、とも思ったが、すぐに神藤に抱き上げられバスルームへ連れて行かれたので、訂正する間など無かったのだ。「あたたかいわ……」 乳白色のお湯が...全文を読む

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番外編・5 愛おしい親友 ・6 *R18

理想の恋愛 完璧な愛・第8部

2010.11.03 (Wed)

 「りょ、りょーかちゃんっ? りょーかちゃんっ」 美春の手を引いて、逃げるようにその場から立ち去る涼香。 美春は引かれるがままに足を進め、涼香と共に二階まで下りた。「ダメよっ。そんな呼び方しちゃ」「え?」 涼香は美春の手を離し笑顔で振り向くと、首を傾げ下から美春の顔を覗き上げる。「『涼香ちゃん』 はダメよ。美春っ」 入学して友達になってからというもの、ずっと「光野さん」 と呼んでいた涼香。それが「美...全文を読む

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番外編・5 愛おしい親友 ・5

理想の恋愛 完璧な愛・第8部

2010.11.02 (Tue)

 「何もありませんように……。ありませんように……」 願望を口の中で呪文のように呟きながら、涼香は階段を四階めがけて駆け上がった。 一年生の教室は二階。一年一組の教室近くにある階段から上がっても、華道室は遠い。 階段を上ってすぐに華道室側の廊下へ出るには、ぐるっと校舎を半周回ったところにある、二年生側の階段から上らなくてはならない。 その階段まで走り、次に上り階段を駆け上がる。 正直、涼香には辛い。 幼...全文を読む

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番外編・5 愛おしい親友 ・4

理想の恋愛 完璧な愛・第8部

2010.11.01 (Mon)

 「触るな! 女ったらし!!」 彼をこんな言葉で罵倒出来るのは、この学園広しといえど、彼女くらいのものだろう。 そして……。 バシーンッ! と、それはそれはこの晴天の空に突き抜けて行きそうなほど小気味良い音。 かなり上手く平手打ちが入らないとこの音はしない。「今日も見事ねぇ」 その様を傍観しながら、涼香はフッと鼻白む。「朝っぱらから仲がおヨロシイ事で」 涼香の目に映るのは、毎日の日課のように学へ一発平手...全文を読む

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