更新履歴

さわりを読む▼をクリックすると更新された内容の冒頭部分がご覧になれますので、久しぶりのご訪問の方はこちらで未読・既読のご確認ができます

日付別の更新チェックはカレンダーの日付をクリック ▼

【  2011年04月  】 

●『濃蜜療養は露天風呂で』・後編(キリ拍手3000記念リクエスト)

迷宮の天使・企画SS集

2011.04.30 (Sat)

 「煌の療養なのだから、ずっと一緒だけど“お世話役”に戻っては嫌よ?」 由布院の宿へ到着する前、ずっとそう言い続けた紗月姫。 結婚するまでは“お世話役”としての仕事も残っている煌は、“仕事中”にはあくまで紗月姫を“主人”として扱ってしまう。しかしせっかく二人きりで来たのだ。ここに居る間は甘い気分を味わいたいではないか。「あっ……あぁっ、煌っ……、これ、じゃ、療養にならなっ……あぁっ!」 腰を押さえ密着させたまま何...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 12

恋桜~さくら~・2

2011.04.30 (Sat)

 「おばちゃーんっ、水ぅっ!」  空になっている“お冷”用のコップを片手に席から立ち上がり、大介はカウンターに向かって叫んだ。そこには手持無沙汰にテレビを眺めている中年女性が座っている。  “定食屋のおばちゃん”を身体中で表しているかのように、白い割烹着に豊満な身体を預けた“おばちゃん”は、笑いながら大介をからかった。 「なんだい、大ちゃんっ、お水くらい自分で注(つ)いでおいでっ。来年結婚したら『亭主関白』...全文を読む

PageTop▲

第10部・前書き・あらすじ・登場人物

理想の恋愛 完璧な愛・第10部

2011.04.29 (Fri)

  前書き  *(当作品第10部は、2011/12/19に完結いたしました)   この作品は、所々に性表現を含んでいます。 【一部R18】 となりますので、閲覧時はご注意下さい。また、 【社R】 要素も含まれています。あわせて閲覧時はご配慮頂きます様お願い申し上げます。  サブタイトルの後ろに「性表現レベル」 の表示を入れさせて頂いています。  『*R18』は「性交描写有」・  『*R高』は「性描写高め」・   となっ...全文を読む

PageTop▲

●『濃蜜療養は露天風呂で』・前編(キリ拍手3000記念リクエスト)

迷宮の天使・企画SS集

2011.04.29 (Fri)

 「ンゥ……ふっ、んんっあっ……」 艶声が岩場にこだまする。 ここはそんなに大きなスペースではないし、この場所から他人がいる所までは約百メートルは離れているのだ。誰にもその声を聞かれる事は無い。 だが、やはりこんなにも静かな場所で自分の悦声が響くのは恥かしい。「あっ……ンンっ、煌(あきら)ぁ……」 紗月姫(さつき)は煌の上半身にしがみ付き、肩に唇を当てて声を我慢しようとするが、彼は紗月姫の身体をしっかりと抱...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 11

恋桜~さくら~・2

2011.04.29 (Fri)

 「ごきげんよう。勉学に励んでいるかい? 薬学生」 せっかく私が似合いもしない冗談まじりの挨拶を披露したというのに、相手から返って来たのはそれは冷淡な一言だった。「何を愚痴りに来た?」 ただ、嫌そうな顔はして居ない。ニヤニヤとしながら、どんな面白い話を聞かせてくれるんだ? と待ち構えている表情だ。 これだからこの男は面白い。流石は幼い頃から唯一私が興味を持ち、付き合いを続けている他人だ。 私は通され...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 10

恋桜~さくら~・2

2011.04.27 (Wed)

 「今日も、一緒にお買い物に行きましょう、ってお誘いしたのですが……。『読みたい本があるから』 と、断られてしまって……」 私は椅子から立ち上がった状態のままで、黙って椿の話に耳を傾けていた。 椿の後ろに見える秘書の柵矢さんが、何かとても慌てているのが目に入る。 また兄妹喧嘩が始まるとでも思っているのだろうか。しつこいようだが、私は椿と喧嘩などした事は無いのだぞ?「お母様にお聞きしたのですが、さくらさん...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 9

恋桜~さくら~・2

2011.04.26 (Tue)

 「結構、辛かったぞ……」 ホテルの天井を眺めながら、私は“我慢”をしていた自分を思い出し、その時の気持ちを想起しては苦笑いを浮かべた。 あの時は、今の様にぴったりと肌を寄せ合っていた訳ではない。 腕枕はしていても、さくらも少々遠慮して寄り添っていたし、私も決して身体に腕を回したりはしなかった。 それでも、ひとつベッドの中だ。さくらの体温は伝わって来るし、寝息も感じればその寝顔を目の前で見る事も出来た。...全文を読む

PageTop▲

・第9部・ エピローグ

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.25 (Mon)

 「可愛かったわよぉっ。すっごく可愛かったぁっ」 外出から戻った美春は、とてもハシャイでいた。 社長の用事と専務の用事、それに便乗して私用を足して来たので二時間ほどの外出だったのだが、専務室へ戻ってきた彼女はそれはご機嫌に話し続けたのだ。「すっ……っごいちっちゃくて、もにょもにょって動いてるのよぉっ。抱かせてもらったんだけど、ちょっと怖かったぁ」「ふぅん。で? どっちに似てた?」 楽しそうな美春を見な...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 8

恋桜~さくら~・2

2011.04.24 (Sun)

 「え? ええっ? ……あのっ……」 急に慌て出したさくら。 どうしたのだろう。私はただ、さくらを傍に感じていたいから一緒のベッドで休もうか、という意味合いで言ったのだが。 何故こんなに真っ赤になって慌てているのだ? おかしな言い方はしていないだろう。「一緒に寝ようか?」 と言っただけで……。 いや……。 この言い方は少々マズイ。 マズイが……。さくら、それは少々考えすぎだ。 さくらの早とちりが可笑しくて、つ...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 11 (光射す場所)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.24 (Sun)

 「おはようございます。専務」 綺麗なお辞儀をして身を起こすのは、他の人間には見せない“キレイな顔”で微笑む美春。 葉山邸のサンルームは、眩しい朝日に満ち溢れていた。 天窓から差し込むオーロラのような膜を張った光に包まれる彼女は、出勤前のスーツ姿だ。 もちろんどんな姿をしていようと、学には女神以上に愛しい存在であるには変わりがない。「おはよう。美春」 見惚れそうになる自分を抑えて、学は美春にだけ向ける...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 10 (“好き”の意味)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.23 (Sat)

 「ささっっ、櫻井主任っ!」 顔を見たらお礼を言おう。 もしかしたら、一言二言嫌味が返って来るかもしれない。 けれどやっぱり学に協力を惜しまなかった事、一への報告で褒めてくれた事。そして欠勤してしまった金曜日の仕事を引き受けてくれた事。これらの事にはお礼を言いたかった。そしてタワーマンションでの事に「お疲れ様」 を言いたかった。 だから美春は土曜日に出勤して来て秘書課のオフィスに入るまで、櫻井に会っ...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 7

恋桜~さくら~・2

2011.04.23 (Sat)

 「確かに私は、出会ってすぐにお前を抱いてしまった。事情があったにしろそれは変えられない事実であって、お前の年齢的な物を考えても、年上で大人である私が椿に責められても仕方が無い」 事情があった……。 あの時の事を他の人間にどう責められようと、あの時は、私とさくらの間にしか通じ得ない深い事情と深い想いがあった。 私は後悔などしていない。だが椿の様に第三者の目から見れば、まだ正式な婚約の前に、しかも十四歳...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 9 (溺愛愛戯)*R18

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.22 (Fri)

 「やっ……、学っ、塗りすぎっ……」 座る学に跨って腰を落とした瞬間、予想以上にスルリと彼がナカへ入ってしまい、美春は思わず文句を口にした。「んもぅっ、自分のにまでローション塗ったんでしょう」「塗って無いっ。このナカのぬるぬるは、全部美春が出したやーらしい汁ですっ」「しっ、汁、ってぇっっ」 途中で止めるつもりが予想以上にスルリと奥まで挿入(はい)ってしまい、完全に学の腰と密着してしまったのだ。驚いて腰を...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 8 (ぬるぬる愛撫)*R高

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.21 (Thu)

 「なんか、ホント、変な気分……」 つるつるっと胸の上で学の手が滑るたび、自分の身体はどうなってしまったのだろうと思う。「ん? 気持ち悪いの?」 バスルームの床に座り、両手を後ろ手に上半身を支える美春。その彼女の上半身をたっぷりのローションを両手に絡めてまさぐる学は、意地悪な訊き方をした。もちろんすぐに反抗は返って来る。「違うわよっ。意地悪ねぇ」 彼の手と視線を感じながら美春は学と視線を合わせる。両手...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 7 (滑らかな薔薇)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.20 (Wed)

 「いい匂い……」 うっとりとリラックスした声がバスルームにこもる。「きもちいい……」 夢心地の呟きは本当に気持ちよさそうで、思わず学は違う「気持ちイイ」 を想像しそうになった。「気持ちイイだろ? もっとシテ欲しいか?」 しそうになった、というより、してしまった学はそのままを口に出す。すると美春は肩越しに振り向き、夢から覚めたように彼をキッと睨んだ。「学っ、その言い方、やらしいっ」「やらしい言い方したん...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 6 (マシュマロ懺悔)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.19 (Tue)

 「美春っ、お待たせ~」 どこか楽しげに学が自分の部屋へ戻って来たのは、葉山邸の食堂で昼食をとってから三十分ほど経った頃だった。 その時美春は、大きな姿見鏡の前で両サイドの髪の毛を指で摘まみながら顔を右へ左へ傾け、ちょっと短くなったヘアスタイルを眺めていたのだ。「どうしたっ?! どこか気に入らないのか?! ヘアスタイリスト呼ぶか?!」 大事な美春が何か不満を感じて鏡を見ているのかと誤解をした学は慌てて傍へ...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 5 (それぞれの未来)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.18 (Mon)

 「また言われちゃったね……」 ちょっと切なそうな美春をレクサスの助手席へ乗せ、シッカリと座るまでその表情を見届けると、学は一呼吸おいてからドアを閉めた。 フロントを回り運転席へ乗り込むが、何処かシュンッとしてしまった美春を気遣い、ちょっと無理矢理元気な声を出す。「最近父さんの、結婚しろしろ攻撃も治まってたんだけどな」 二人で成すべき仕事を達成させ、学が満足の行く結果を出せてから結婚に踏み切りたい二人...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 4 (過去に残る女性)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.17 (Sun)

 「お忙しそうですね」 今日は妙に多くの社員に訊かれる。 それもあまり話しかけて来た事も無いような秘書課の女子社員。さっきなどは専務室から出て来た時、通りかかった副社長にニコニコしながら言われて驚いた。 どうしてだ? 俺の顔に何か付いているか? そう不思議に思いつつも、櫻井の気持ちは晴れやかだ。 今日はいつもより爽快で仕事にも力が入る。 休んでいる専務の仕事を秘書の代わりに明日明後日用に振り分け、ア...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 3 (見守る父の本音)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.16 (Sat)

 「……うぁっ!」  思えば、『最強の御曹司』 とまで噂される彼に、顔を見た瞬間こんな声を上げさせられるのはこの人物くらいなのかもしれない。  診察結果と退院の許可を貰い、病室で一休みしてから葉山家へ帰ろうと決めた学と美春。  途中どこかでランチを決め込むのと、葉山家のシェフに軽く用意しておいて貰うのとどちらにしようか? と、まるでデート前の様に楽しげに話しながら病室のドアを開けた。  そこには誰も居ない...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 2 (溺愛される天使)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.15 (Fri)

 「美春さんの症状も特に問題はないそうです。良かったですわ」 学と美春が特別フロアへ上がって来た時、一足先に美春の診察結果を主治医から聞いたらしい紗月姫が、診察室がある通路から神藤と共に歩いて来た。「高城氏とちはやさんの方も話はつきました。高城氏にはちはやさんのケアを全面的にするようにとは言いましたが、もちろん私の方でバックアップはさせて頂きます。完治したと認められるまでは医師看護師に細心の注意を払...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 6

恋桜~さくら~・2

2011.04.15 (Fri)

 「好きだよ……。さくら」 抱き締めてしまうと、気持ちはどんどんと高まった。 シャツ越しにさくらの体温を感じ、信じられないほど意識がそこへ集中する。 とくん、とくん、と、大きく早く脈打つさくらの鼓動が、薄い就寝用の浴衣一枚を通して、まるで肌その物から伝わって来るように私の身体へ響いた。 おかしな欲望が胸をよぎる。 この頼り無げな帯を一解きすれば、再び私はさくらのあの白い肌を目にする事が出来るではないか...全文を読む

PageTop▲

第14章・ 1 (変わりゆくもの)

理想の恋愛 完璧な愛・第9部

2011.04.14 (Thu)

 「本当に見損なう所だったわ」 ちょっとだけ拗ねた顔で唇を突き出す。正直、そんな顔を美春にされてしまうと信は少々照れてしまうのだ。 涼香もそういった表情をして見せる事がある。そんな時は、可愛いというかくすぐったいというか、自分に甘えて拗ねているんだなと感じ、何とも愛しい気持ちになってしまう。しかしそれを親友の恋人にやられてしまうと、照れくさい気持ちが先に立ってしまうのが本音だ。「“教唆(きょうさ)”だ...全文を読む

PageTop▲

番外編・「桜舞う君へ・・・」 5

恋桜~さくら~・2

2011.04.12 (Tue)

 「最初からちゃんと言っておくべきだったな……」 私は胸に抱くさくらの髪を撫でながら苦笑いを漏らした。 彼女の肌の様なつややかな髪が手の中で滑り、単体の生き物のように跳ねる。 その感触を手の中で何度も楽しんでいるうちに、私は可笑しくなった。まるで欲しかった玩具を手に入れ、何度も繰り返し遊ぶ子供の様だ。 さくらが腕の中にいる事が、嬉しくて嬉しくて堪らない。 こんなにも嬉しさを感じられる事を、私はずっと我...全文を読む

PageTop▲

前月     2011年04月       翌月

Menu

プロフィール

玉紀 直

Author:玉紀 直
FC2ブログへようこそ!

ツイッター

ツイッターでの呟きです。 作品の事なんかも呟いてますが、プライベートネタも多いです。(笑)

    follow me on Twitter

    最新記事

    検索フォーム

    ブロとも申請フォーム

    QRコード

    QR