理想の恋愛 完璧な愛・第12部(完結編)

第1章6(プールサイドの痴情)*R高

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 考えてみると、凄い言葉であると思うのだ。

 ――――天国までイかせてやる。

 この場合の“イかせて”は、もちろん快感を与えられたうえでのオーガズムの事だが、それを「天国まで」とは、よほどの自信がなくては言えない。
 いや、自信家である彼だからこそ言える言葉でもあり、また、美春が素直に反応してしまうからこそ使われてしまうのだろう。

「あっ、……でもっ、急ぎ、すぎ……、んっ……」
 唇は美春の肌を求めて首筋をたどり、両手は性急に水着の中へと潜り込む。密着した下半身は彼女の膝を割り、恥ずかしさに美春の腰が焦れ動くほど、待ちぼうけを食う滾りを押し付けた。
「や……ンっ、……まなぶっ……」
 プールサイドに美春を押し付けたまま、学の愛撫は続けられた。水着を外す事なく脇から乳房を零す事で、頼りの無い布は谷間に集められる。無理に引き出されたにもかかわらず、美春の両乳房は綺麗な陵丘を作り、学の欲情を煽った。
「美春は……ホントに悪い子だな……」
 胸の谷間に埋まった顔が上ずった声を上げ、乳房の柔らかさを頬に覚えさせてそのまま吸い付く。赤い刻印を付けられるたびに、水と一緒に白い肌がピクリピクリと震えた。
「美春を見ているだけで……、俺の方がおかしくなる……。美春を全部飲み込んで、俺の身体に閉じ込めておきたい……」
「ァ、ン……、バカ……、食べないでぇ……」
 唇が大きく乳輪ごと吸い付き、逸る気持ちのまま舌が乳首を嬲った。手は空いた乳房を掴み、指先が乳首を弾き興奮を煽る。刺激を与えられるピンク色の宝石は、硬度を持って膨らみ上がった。
「んっ、あっ……、あ……、ホント、食べられちゃいそ……」
 乳首を嬲る唇に繰り返し吸い付かれ、引っ張り上げられるたび、まるで飴玉でもしゃぶるかのような音が美春の耳を刺激する。
「んんっ、そんな……、音、立てちゃ、ダメぇ……」
 両手で学の頭を押さえると、乳首に吸い付いたまま彼の頭が動く。音の刺激から逃げようとしたというのに、反対に弱い部分を集中して強く吸われ、美春は上半身を焦れ動かした。
「あぁ、んっ……、もぅっ……、やぁっ」
 上半身と共に、腰が大きく回る。すかさず空いた手が腰を撫でお尻を抱くと、熱り勃ってしまった硬さが丁度秘部に当たり、美春は頬を染めて内腿に力を入れた。

「ま、学……、おっきくなってる……」
「どこが?」
 クスリと笑って出される意地悪な質問は、涼香の冷やかしを思い出させる。
 恥ずかしい言葉も学の前でなら言っていそうとからかわれたのだが、思い出すと恥ずかしさが倍増するのだ。
「そっ、そういう事を言わせようとしないでっ」
「ん? 美春の口から聞きたいなぁ」
「ばっ、……バカっ、……あんっ、そんな、……押しつけちゃヤダぁ……」
「コッチの俺が我慢してくれないんだ。美春が欲しくて堪んないってさ……」
 冷たい水の中だというのに、水着越しに伝わる滾りはとても熱く、痛いくらいに硬い。
「熱い……よぉ……」
 こんなにも彼が求めてくれているのだと感じるたび、いつも全身が至福で粟立つ。それは、性的なものだけを感じているのではなく、彼の愛情が全身から伝わってくるからだ。

「あっ……」
 思わず声を上げてしまった。水の表面が波打ち、水中で何かの動きがあったのは分かっていたが、下半身の小さな布をずらされ、直接水に晒された秘部に、いつの間にか取り出した学の滾りが直接あてがわれたのだ。
(え……、今、挿入ちゃうの……?)
 同じ水でも、バスタブなどとは感覚が違う。揉み込まれ唇でなぞられる胸が、揺れ動くたびに高まっているのが分かる。ドキドキと大きくなる鼓動を間違いなく聞かれているのかと思うと、興奮の度合いをわざわざ伝えてしまう自分に、堪らない羞恥心が湧き上がった。

 美春の秘部はかなりの蜜を蓄えていたらしく、学の熱さをスルリとクレバスへ沈ませる。しかし、何たる事か学はその熱さを彼女の蜜窟へ沈ませる事なく、ただ恥唇に守られた溝に沿って擦り動かすだけなのだ。
「あ……、まな、……あっ……、んっ」
「滑り良いな……。水着の中で、こんなに濡らして……。揉まれたのが好かった? それともキス?」
「や、やぁん……、ア、んっ……、入っちゃう……」
「ん? 挿入たくない? まぁ、俺はこのままでも気持ち好いけど……」
「やっ、……ばかぁっ……。ぁんっ」
 擦り動かされる事で刺激されるのは蜜口だけではない。ピッタリとクレバスに嵌ってしまった熱さは、彼女の恥豆までを擦り上げ、溢れ出る蜜を増量させている。
「ダメ……、私も、気持ちイイ……」
 息が上がり声が高まる。平気な振りをする学の高まりも勢いを付けているようで、水中での動きが早くなり水面の波が大きくなった。
「学……、擦っちゃ、いやぁっ……」
 学が少し角度を変えれば、間違いなく滾りは美春に迎え入れられるだろう。また美春もそれを望んでいるらしく、背伸びをしたり腰をずらしたりして、学の動きに合わせて招き入れる算段を企てた。
「まな……ぶぅ……」
「挿入て欲しいの……?」
「んっ……、欲しぃ……」
「どこに?」
「だからぁ、そういう事訊かないでっ」
 羞恥に頬を染めムキになるが、目の前にはクスリと微笑む学がいる。相変わらずいつも通りの綺麗な表情。だがその顔は、どこか抑え切れない欲望を感じさせる。
 間違いなく求め会うふたりの心はひとつだ。思う事も同じはず。
 美春は蕩けてしまいそうな学の笑みに見惚れながら、水の中へ手を沈ませた。あてがわれた滾りに指をそわせ、表面を撫でて秘部へ押し付ける。

「……学の……コレ……、私のココに、挿入て……」

 水音に消えてしまいそうな小さな囁きだが、彼女の恥ずかしがる痴言は、学の欲情を煽りたてた……。







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後書き

 こんにちは。玉紀 直です。
 恥ずかしい事言わなくても、学君は煽られっぱなしです。(笑)

 月夜の下のプールサイド。
 幸せな痴情は、しばらく続きます。

 では、次回!!




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Re: 初めまして(うさぴょんさんお返事です9/18)


 記載されていたメルアドにお返事をさせて頂きました。

 未着のようでしたら御連絡下さいね。


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