理想の恋愛 完璧な愛・第12部(完結編)

第1章7(感じるトコロ)*R高

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「“ココ”って、どこかなぁ」
 この期に及んで、まだしつこく言わせようとしているのだろうか。
 意地の悪い質問をする学を連打してやろうと両手が振る上げられる。しかしその手は動けない。手が動く前に、美春の身体が水から上げられたのだ。
「きゃっ……、何っ……」
 学が美春を抱き上げ、プールサイドへ座らせた。いきなりあげられては驚いてしまうが、更に彼は彼女の両脚も水からあげ、膝を曲げた状態で大開脚をさせたのだ。
「ちょっ! なにすっ……、こら!」
 今度こそ本当に叩いてやりましょうと両手を振り上げるが、腰を引き寄せられた事でバランスを崩し、後ろへ倒れそうになってしまった。もちろん倒れないように後ろ手をついて身体を支えたのだが、そのお陰で両手が使えなくなってしまったのだ。
「学、なによぉ……」
「ん~? “ココ”の確認」
 開脚した脚の中央に、申し訳なさげな様子で肌を覆う黒い布がある。学の指が布を除けると、美春が言う“ココ”が現れた。
「“ココ”? 美春」
 チラリと意地悪げに美春を一瞥する視線。拗ねた表情でこくりと頷く彼女を確認して、学の視線は再び秘部へと移った。
 美春はプールサイドに座っているが、学はまだ水の中だ。高さ的にも「はいどうぞ」と見せているかのような状態に美春の肌は熱くなる。
「そ、そんなに見ないでよ……、珍しくも無いでしょう……? よく見ているじゃない……」

 花恥ずかしげに細められる瞳は、恥ずかしい部分を見詰める学を捉え、彼が目を逸らしてくれる儚い希望を持つが、羞恥に潤み始めた藍色の瞳が見たのは和やかな学の笑み。

「バーカ、何回見たって見飽きるもんか。髪の先から爪先まで、全部“俺の美春”なんだぞ。見るたび触るたび、愛しくて堪らないのに」

 きゅんっと高鳴る胸が締め付けられて息苦しくなる。半開きの目を見開き、美春は学を見詰めた。
「学……」
 彼がくれる愛しさの分だけ、彼に対する愛しさが募る。
 拗ねた表情がはにかみに変わった時、学の唇が夜露をまき散らしたピンク色の華に触れた。
「あっ……」
 ピクリっと揺れた肩が、一瞬上半身を後ろへと反らせるが、腕に力を入れて身体を支え、華の蜜を舐め取る学を見詰める。
「……学……」
「凄く綺麗だよ」
「あっ……ン……」
 脚の間でゆっくりと左右に動く学の顔。それはやがて上下に小刻みな動きを見せる。目に移る動きと同じ刺激が秘部に与えられ、美春は艶のある吐息を漏らし続けた。
「まな、ぶ……、ン、ん……キモチ、イ、っ……」
 学の舌は蜜口を守る大きな花びらをなぞり、小さな花びらを舌先でくすぐってから、蜜口に溢れる愛液を大きく舐め上げる。舌が入口を確かめ、侵入し、泳ぐようにナカで動くと、美春の腰が小刻みに動いた。
「……あ、あぁ……やっ、あぁんっ……」
 吸い付いてきた唇は、じゅるりっと空気を含んだ淫音をたて、溜まった蜜を吸い出す。直後、上に控える小さな恥豆に標的は移ったが、解放されたはずの蜜窟に今度は指が滑り込んだ。
「あっ、ハァっ……!」
 彼の長く男らしい指が強く根元まで埋め込まれ、ナカを探って指の腹が急所を擦る。
「あっ、やっ……、や、ソコ……、やぁん……」
「ココ、美春のイイトコ……、Gスポットってやつ」」
「やっ……、バカ……、ダメっ、あン……、やっ、や、ああっ!」
「ココ、ずっと弄ってると、美春、イっちゃうんだ……、イきたい?」
「だめぇっ、……ダメ、ダメぇっ……、ああぁ……イイっ……」
 喉を反り上げ、嬌声を宙に放つ。下半身から湧き上がる熱が、全身をピンク色に変え始めた。
「イっ、ちゃう……、触っちゃ、だめぇぇっ……ああんっ!」
 熱い吐息が震え、開かされている両脚が焦れて学の身体を挟んだ。腰が上下に動き、学の指と舌から逃げようとするが、この快感を手放したくない淫猥な美春が、無意識のうちに秘部を彼に押し付ける。
「学……、ダメっ……イ、くっ、あっ!」
 美春が限界を訴えても、女性の射精と称される潮吹き状態でびしょ濡れになった指は抜かれる事なく、唇もクリトリスを吸い上げ続けた。
 先に美春をイかせるつもりなのだ。
 彼の意思を悟り、美春は降伏して自分を許す。
「あぁあっ……ああっ! 学っ……ぅっ!」
 腰が浮き、背筋が伸びる。学は空いた片腕で美春の片足をガッチリと肩で抱き、押し付けられるままに強くクリトリスを吸い上げた。
「あふっ……! ヤっ……あっ!あっ……、あぁんっ……!」
 オーガズムに浸らせてもらう事も出来ない。達した身体の中に引き戻される強い快感は、秘部に痛みさえ感じる。
「……学ぅ……、だめぇぇ……っ!」
 後ろ手をつく腕が力を失い、ガクリと崩れる。ほんわりと暖かいタイルに身体が倒れると、水着から零れたままの乳房が月夜を仰ぎ、引き延ばされる快楽に悶え慄く。

「美春……、やらしい……」
 脚を抱えられた腕が離れ、秘部が解放された気配と共に彼女の身体に水がかけられた。学がプールの水を両手で掬って身体に飛ばしてくるのだ。
「やめてよぉ……」
 抵抗にイマイチ迫力は無いが、熱くなった身体に水が気持ち良い。

 美春を水浸しにした学は、プールからあがると真上から彼女を見下ろす。
 水に濡れて、発散しきれない欲情に身体を疼かせる彼女は、ちょっと恨みがましく彼を見詰めた。
「まだ……、待たせるの……?」

 クスリと笑って美春を起こし、傍に並んだサン・ラウンジャーに座らせると、学は美春の頬を撫で、妖しく微笑む。

「今の俺に、『待たせる』は禁句だぞ。――もう、待たせないよ……」







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後書き

 こんにちは。玉紀直です。
 もぅ、イチャイチャしてる時にごちゃごちゃ言うのも無粋ですから、このまま続けてもらいましょう。(((((((*ノノ)

 では、次回!!




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