理想の恋愛 完璧な愛・第12部(完結編)

第1章8(淫らなラウンジャー)*R18

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 どこか感慨深いものを感じるのは、学の口調ゆえだろうか……。
「本当……?」
「うん、待たせない……」
 ラウンジャーに膝を乗せ、背凭れの上部を掴み美春に顔を近付けると、彼女が両腕を彼の肩から回して瞳を絡め合う。
「嬉しい……、学……」
 頬笑みを作る唇に彼のそれが重なり、学はラウンジャーのリクライニングを二段ほど下げて、美春の体勢を楽にした。

 「待たせる」の言葉が、挿入行為を意味していたのか、それとも違う思惑があったのかは迷うところではあるが、結婚問題を重ねていた事に間違いはないだろう。
 この件に関して、学はもう待たせる気などないのだ。

 白い脚線美を腰に促せば、待ち焦がれたように絡み付いて来る。普段は男を強請るようなイメージを微塵も見せない美春が、学の前でだけ瞳を藍色に潤ませて、身体をくねらせるのだ。
 快楽を求める彼女を感じられるのは、学の特権。そんな権利をひとり占めできる自分を、彼は世界一幸せだとも思う。
「背中、痛くないか?」
 美春の身体を置いたサン・ラウンジャーは、プールサイドやリゾート施設でよく見かける、プラスチックやビニール素材で作られた、脚を伸ばし座り寛ぐ椅子だ。大きくて幅もあるので、サン・ベッドと呼ばれる事もあり、名称は多様だ。
 パイプの骨格に軟質塩化ビニールを施したタイプなので、プラスチック製の物よりは柔らかいが、素肌で凭れ掛かっているので気になるのだろう。だが美春はクスリと笑う。
「学が動かないなら、痛くないわよ? きっと」
「それは嫌だ」
「……あっ……!」
 見詰め合う間に水着を取り去った下半身同士が密着し、穂先を濡らした熱い楔が焦らされてヒクつく蜜窟に打ち込まれた。
「あっ……、熱……い……」
「美春の方が熱いよ。……動くなってのは無理だな……、美春のナカがピクピクしてて、凄く誘ってくる……」
 学の腰が一定の律動を始める。しかし彼も我慢しながら美春を煽っていたせいか、すぐに動きは速くなっていった。
「あっ、ハァッ……、あぁっ、ああぁんっ、気持ちイイ……!」
「これでも……、『動くな』って言うか?」
「言わない……、言わないぃ、あぁぁっ!」
「もっと動いてイイ? もっと美春を感じたい……」
「い、いい……いいよ……、あっ! うご、いて……、もっとぉ……!」
「背中痛くない?」
「もぅっ! そんな意地悪言わないで!」

 軟質ではあっても、ベッドのような柔らかさがある訳ではない。
 気を遣ったのだが、今の状況では余計なだけ。強く求めているのに「いいの?」と疑問を投げるのは、かえって意地悪だ。

 腰に絡み付く両脚をパイプで形作られた肘置きに掛け、内腿を押さえて美春を貫く。
「美春、脚、持って」
 彼の希望のままに自分で腿を抱えると、学は美春の揺れ動く乳房を弄りながら腰を打ち付けた。
「あっ、あっ……、やっ……、学、気持ちイイ……、やぁんっ……!」
「美春、ほら、見てごらん。……入ってるとこ見えるから……」
「バカぁ……あぁっ……! いやぁ……」
 喘ぎつつ少々下がってしまう視線。学に両肩を引き寄せられ、身体が屈み気味に起き上がると、下がったままの視界に何とも言えない淫景が映り込む。
「や、やだ……、もっ、あっ!」
「入ってるとこ、見える?」
「……んっ……、挿さってる……」
 欲情に張り詰めた学が、美春の花芯を乱していく。溢れた蜜が挿し貫かれる事で広がり、内腿にまで淫彩を広げていった。
「ま、なっ……、あっ、あ……激し……!」
 恥じらいながらも、美春は間違いなく視界で淫猥な光景に感じている。そんな彼女に学も煽られた。目の前で繰り広げられる抽送は激しさを増し、掻き出される蜜を楔に絡め出して、抜き挿しするたびにぐちゃりぐちゃりといやらしい音を立てる。
「まな、ぶ……、私、恥ずかし……いっ……、んっ、ん、あぁ!」
 顔が真っ赤になってしまっているのは、卑猥な光景を見てしまったせいか、それとも身体に溜まった熱のせいなのか、美春にも分からない。
「あっ、んっ……ん、学! ダメ、あっ……あぁ!」
「凄く締めてきてる……、見て興奮したのか? イきそうなんだろ」
「んっ……、あン、バカぁっ……!」
「でも、まだイかせてあげない」
「あ、ンっ!」
 学が腰を引くと、目の前でスルリと楔が抜け出る。美春の蜜を纏って照るほどに濡れているソレは、今にも爆発しそうだ。
「……抜いちゃ……いや……」
 拗ねた口調で手を添え、掌で包むと、ヌルリッとした感触と硬く熱い刺激が身体を震わせる。
「大丈夫。すぐにアゲル」
 耳元で意味有り気にコソリと囁かれるだけで、腰の奥がずくんずくんと疼き上がった。

 学も美春の横に腰を下ろし、今度は彼女を腰の上に跨がせる。後ろから抱き竦める形をとり、水着を着けたまま無造作に出されていた乳房を、両手で掴み揉み上げた。
「あんっ……」
 身体が火照っている分、揉まれると乳首の先が疼く。美春はつい乳房を掴む学の両手に自分の手を重ね、指で乳首を捻ってしまった。
「ふっ……ン……、あっ、あぁっ!」
 何とも言えないおかしな快感が走る。感じたいままに自分で与えてしまった刺激は、ほんの少しの行為であるのに、あまりにも甘美で罪深い感情を落とす。

「自分でシたの? 美春……、いやらしい……」
「ア……、私、……だって……」
 気付かれていた事実が、全身に恥辱を誘う。美春が腰を焦らすと、内腿に学の滾りが滑る。
 深く綺麗なバリトンが、男の欲情を感じさせながら彼女を誘った。
「ほら……、感じるように、自分で挿入て動いてごらん……」







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後書き

 こんにちは。玉紀直です。
 もう一回続きます。すいません。(*゚▽゚)(←あまり、すまないと思ってないかも)
 いやぁ、らぶらぶはイイですねぇ~。^^///

 では、次回!!





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