理想の恋愛 完璧な愛・第12部(完結編)

第1章9(溶けちゃうくらい…)*R18

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 どことなく、今夜の学は意地悪だ。
 そう思ってしまうのは間違いだろうか。
「学……ぅ、意地悪ぅ……」
「ん? そうか? なんか楽しくてさ」
 言葉通り楽しそうに笑う学は、乳房を掴んだまま後ろから強く美春を抱きしめる。悪気ない彼を見ていると責める気も無くなってしまう。美春は苦笑いを浮かべて、彼の滾りに手を添えた。
「……もぅ……、浮かれちゃって……」
 腰を浮かし、蜜口へとあてがう。ゆっくりと彼を迎え入れ、満ち足りていく感覚に、ゾクゾクっと上半身を伸ばした。
「あぅん……んっ……」
 充実感を覚えているのは美春だけではない。再度締め付けられる自分自身に、学も感情の昂りを煽られている。美春の乳房を握る手に力が入り、首筋に吸いついた唇が強く彼女の肌を食んだ。
「あぁんっ……!」
 根元までスッポリと収め、静かに腰を回す。最初はソレ自体を感じるように大きくグラインドを繰り返していたが、やがて溢れ出し始めた快感が腰の動きを速くさせた。

「あ……あ……、イイっ、んっ……!」
 興奮のままに腰を揺らす美春に反して、学は手と唇で彼女の肌を感じている。夢中で快感を貪る花芯へ片手を伸ばし、恥じらう事も忘れ顔を出した小さな秘豆を指先で弄り回した。
「ひゃっ……んっ!」
 しっとりと蜜を纏った秘豆は、指の間に挟まれて引っ張り上げられる。何度も繰り返される行為は快感と同時に痛みも与えるが、夢中で動く腰がそれを忘れさせた。
「ああぁっ、引っ張っちゃ……、やだぁ……っ、あぁんっ……」
「だって、好きだろう? クリトリス弄られるの……。ここを弄っててもイキそうになるよな?」
「ぁんっ、もぅ……、そんな事ばっかりぃ……、んっ、ぁ、……だめぇ……」
 腰を動かしながら上半身を前後左右に焦らしてしまうのは、秘豆に与えられている刺激に悶え上がっているせいだ。我を忘れて乱れる美春を感じながら、学は彼女の肌を堪能し続ける。乳房を揉み上げる手は大きく円を描き、クリトリスを擦り続ける手は愛液にまみれても彼女の快感を嬲り続けた。

 美春は自分のものである自信が彼にはあり、そしてその思いはとても強いのだ。
 故に、彼女が感じるポイントを知っているのも自分だけだという自信も彼にはある。
「どうすれば美春がイクか……、どこが美春の弱いトコロか、そんなもの、俺が一番良く知ってる……。美春を乱れさせたいと思うから、ソコを攻めるのは当然だろう?」
「まな、ぶぅ……」
「だから、素直に感じてろ」
「なによぉ……、いばりんぼぉ……」
 肩越しに振り返り、上気した顔でぷっと脹れて見せると、学が笑顔で頬にキスをしてきた。
「怒るなよ。最高に気持ち好いトコロ、攻めてやるから……」

 美春の腰に両腕を回し、繋がったまま彼女の身体を前に倒す。不安定な状態で身体を持ち上げられ驚いた美春は、思わず「きゃっ!」と悲鳴を上げた。
「俺も限界……、すぐイかせてやる……」
 呆れるほどの自信を見せ、彼女をラウンジャーの足元へ向けてうつ伏せに倒し、四つん這いにした。
 膝立ちになりながら、美春の腰を持ち上げる。ラウンジャーの足元は下がっているので、必然的にいつもより腰が上がり、大きく学にお尻を突き出した形になった。
「ま、なぶ……、ちょっと、恥ずかしい……、これ……」
「大丈夫。可愛いお尻が『はいどうぞ』って言ってるみたいで、凄くそそるぞ」
「こっ、こらっ!」
 振り返ろうとした瞬間、腰を掴んだ手に強く力が入り、グイッと学の楔が奥底まで入り込んだ。
「んっ……、あっ!」
 ゆっくりとした抽送の後に激しく突き上げられ、バックならではのお尻側の膣壁を強く擦られる快感に、美春の全身がぶるりと痙攣した。

「あっン、……イイっ……、んっ!」
「バックからだとGスポットに嵌りやすいんだ……。当たってるだろ?」
「ん、ん……、しらなっ……、あぁあっ! あっ、すご……!」
 下肢がガクガクと震えてきたのを感じ、美春はラウンジャーのパイプをガッチリと掴んだ。斜めになっている所で頭を下に向けているうえ、後ろから突き上げられている。下手をしたらそのままずり落ちていってしまいそうだ。
「まな、ぶっ、ダメ、ダメぇっ……、こわい……ああぁ……、あんっ!」
「大丈夫だ。落ちそうになっても支えてるから」
「あっ……! も……こんなトコでぇ……!」
 学が突き上げてくるたびに、ラウンジャーがガタンガタンと大きな音を立てる。壊れる事は無いと分かってはいても、学の激しさはそれを“もしかしたら”という疑いに変えた。
「ああっ……! ダメ、よ……! こわれちゃぅっ……、んん、アハァ……」
「何? 美春が? 良いよ、壊れても。ってか、壊したい……」
「バ、バカっ……、違う……、ああぁっ、ダメ……イきそうっ……!」
「壊してあげようか?」
 オーガズムが顔を出しかかり、恍惚感を掴もうとした瞬間、美春は驚きに目を見開き顔を上げる。
 “壊してあげようか”の言葉と共に、学の指がお尻の谷間を撫で、柔らかな窪みをクイッと押したのだ。
「やんっ! バカっ、ダメ、そこっ!」
 慌てて振り返り否定の声を上げると、学がハハハと声を上げて笑った。
「焦るなって。冗談だよ」
「も、もぅ……笑えないよぉ……、びっくりした……あぁんっ!」
 緊張が解けると同時に、再び強く打ちつけられる腰。下壁を擦り極所を攻める楔が、美春の身体を内側から溶かしていく。
「学……、もうダメ……、溶けるっ……!」
「俺も……、美春が熱くて……、溶かされそうだ……」
「やぁんっ……、溶ける……、も、ダメっ……、ダメ、イクっ……ぅ!」
 パイプにしがみつき、首を激しく左右に振る。震えて崩れそうな下半身を学に支えられ、美春は腰を前後に振ってオーガズムを迎えた……。
 恍惚感に支配される身体と脳で、彼女はいつもの幸せな言葉を聞く。

「愛してるよ、美春……」







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後書き

 こんにちは。玉紀直です。
 幸せですから溶けちゃって下さい。(笑)
 プールサイドで幸せになっちゃっている二人ですが、他にも幸せを感じてもらいたいカップルがもうひと組います。

 彼らの大切な親友にも、幸せ感じてもらいましょうね。^^
 
 では、次回!!




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