年下ですが貴女を好きになってもいいですか

第二章・年下は気持ち好いです!/6

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「こっち……、ちゃんと触ってあげなくてごめんね」
 楽しげに呟いた唇が、美涼の胸のふくらみに寄せられる。
 彼女に軽く身体を重ねた琉生は、片方のふくらみを手で中央に寄せながら、もう片方の頂に吸いついた。
「んっ……、あ……」
 指でいじられ芯を持ち始めていた突起が、ちゅうっと吸い上げられる。
 そのままちゅるちゅるとしゃぶられ、もう片方の突起はふくらみを寄せていた手の指でつまみ上げられた。
「ハァ……、ぁっ、や……ぁ、んっ……」
 自然と両手が琉生に回る。片手は彼の頭に、もう片方はふくらみを掴む彼の手に添えられた。
「んー? なんですかー? こっちもしてほしいんですか?」
 すると、わざとか本気か、美涼の動きを悟ったふうの琉生が、寄せていた反対側の乳首に吸いつく。同じように口の中でしゃぶり、きゅっと甘噛みをした。
「あっ、やぁ……あっ、噛む、なぁ……んっ」
「すいませーん。だって、噛んでほしそうだったから……。あっ、こっちも……」
 言い訳をして、またもや反対側に移り甘噛みをする。美涼は喉を鳴らし、彼の頭をポンッと叩いた。
「噛むなってばぁ……」
「だって、すっごく勃ってるからさぁ。いじってほしくて堪んないんだなって思うじゃないですか」
「もっ……なに……」
 おかしなことを言うなと怒ってやろうとするが、琉生が立て続けに乳首を舐め上げてくるので反抗ができない。
 愛撫を受け入れやすくなっているそれは、彼の思いどおりとばかりに尖り勃っていた。
「あ……ぃやぁ……、やぁん……」
 感じるままに零れる声を止めようともせず、美涼は琉生の髪を掻き混ぜる。
 改めて、どれだけ急いでバスルームを出てきたのだろうと思う。彼の髪はさほど濡れもせず、整髪料らしき香りが漂ってくるだけだ。
 美涼がどこかへ行ってしまうのではないかと心配をしていたという話を思いだし、快感の高まりに乗じて体温も上がった。
 片方は唇で、もう片方は指で。楽しむように硬くしこった突起が弾かれる。舌先や指先で押し潰しては、歯や爪でやんわりと掻かれた。
「やっ……あ、堂……嶋くっ……、あぁっ」
「……俺も、こっち、戻してあげますからね」
 片方の乳首をつまんだまま、琉生の頭が下がっていく。両足を開かれ、彼がなにをしようとしているのかを察した美涼は、素直に膝を立てた。
「もっとも……、ぐちゃぐちゃなままだけど……」
 琉生はシャワーで少々落ち着いてしまっていたが、美涼は特に愛液を拭き取ったわけではなかったので、足の間にできていた泥濘(ぬかるみ)はそのままだ。
 濡れていることは自覚できていたが、さっきの胸への愛撫でさらに潤ってしまったような気がしていた。
 琉生は、そんなぬめりの中へ、ためらうことなく顔を埋め唇をあてる。
「もっと、ぐっちゃぐちゃに垂れるくらい、ここ、泣かせてあげる」
「ばっ……!」
 言葉のたとえが恥ずかしいくらい卑猥だ。その気はなくとも反抗しそうになる。
 だが、美涼のそんな言葉が出る前に、秘芽の上をぬるりと琉生の舌が這った。
「あっ……あぁ……やっ……!」
 強い刺激が襲い、美涼を硬直させる。
 ダイレクトな快感を生み出す場所を舌先で嬲られ、舐め上げられ、ときに唇で吸いつかれて、美涼はただ腰を跳ねさせて戦慄いた。
「やっ、……あぁっ……ダメぇ……あぅンッ!」
 琉生の頭に置いていた手に力が入る。つい強く彼の髪を掴んでしまい、痛かったのではないかと感じて手を離した。
 すると、琉生も唇を離し、クスリと笑う。
「美涼さん……、ぐっちょぐっちょ……」
「そ……そういう言いかた……」
「だって、ほんとだもーん」
 ちょっとおどけた口調で琉生が伸び上がる。枕の横に手を伸ばし、散らばしてあったコンドームを取ったのが分かった。
「すっげーエロっぽくて、……見てるだけでイきそう。俺」
「バカなこといって……」
「やだなぁ、ほんとだよ」
 片方の指でコンドームの包みをくるりと回し、上手く唇に挟んで封を切る。
 その一連の動作があまりにも自然にきまっていて、チャラ男は遊び慣れてるねとからかいたくなった。
 しかしそんな冷やかしを口にする前に、制御弾が落とされる。
「美涼さんが、こんなになるくらい感じてくれて嬉しいし」
 ちょっとはにかんだ笑顔。――さっきから、これは反則だ。
「俺が美涼さんを感じさせてるんだって思ったら、よけいに滾るしさ」
 準備のため、やっと胸から琉生の手が離れる。その途端、いじられることに慣れていた突起が急にじくじくと熱を持ち始め、美涼は肩をすくめて胸を寄せた。
「焦れてるの? かわいい」
 琉生の言葉に恥ずかしくなる。歯痒いのは間違いではないが、いくら強気に出ても、こういった場面で触ってほしいと口にできるほどの積極性を持っていない。
「大丈夫ですよ。こっちだけに、集中させてあげますから」
 内腿を押し広げ、琉生の腰が入りこんでくる。熱り勃つ滾りは、ためらうことなく美涼の中へ滑りこんできた。
「あっ……ああっ!」
 挿入される快感が、一気に頭まで駆け抜ける。喉をのけ反らせ、美涼は嬌声を引かせた。
「全部……挿れるからね……」
 ずくずくと体内が埋められていくのが分かる。琉生の太腿が密着し、彼自身がすっかり収まると、美涼は腹部の奥を押さえつけられているような息苦しさと、意識が飛んでしまいそうな快感が全身を巡るのを感じた。
「堂嶋くっ……ああっ、……ふぁっ……やぁあっ……」
「美涼さん……」
 琉生の腰に両手をあて、もう少し抜いてといわんばかりに力を入れる。しかし琉生にとっては、ただ腰を抱かれたくらいの感覚でしかないだろう。
 最奥まで埋めこまれた状態で、ゆっくりとした律動が始まる。腰をひねられると彼自身が膣壁をえぐり。美涼は両足をシーツに擦り、宙に浮かせた。
「やっ……あっ、んんっ!」
「美涼さん……、気持ち好い……」
「やっ……やぁ……ンッ、ああっ、……オク……そこっ、あぁっ!」
「ここ? 奥のとこ? 気持ち好いの? 教えて、美涼さん」
「そこ……そ……こぉ……、やぁ……やぁだ……あぁんっ!」
「泣きそうな顔して……。かわいい……。どうしよう、抑えがきかないよ……」
 わずかに引いた怒張が、勢いをつけて突き挿れられる。
 全身の神経が飛んでしまうのではないかというくらいの刺激が走り、美涼は背を反らして短い嬌声をあげた。
 彼女の頭を両手で押さえ、琉生は唇を重ねる。くちゃくちゃと唾液ごと口腔を貪り、興奮のまま腰を打ちつけた。
 激しい抽送に両足が痺れてくる。シーツに下ろしているのも辛くなり、美涼は宙を蹴り縋るように琉生の腰へと巻きつけた。
 唇は離れるが、琉生の視線は美涼から離れない。彼に見られていると分かっていても、美涼は快感に歪む顔をどうすることもできなかった。
「すっげー、いやらしい顔してる」
「やっ……バカっ、やぁぁ……」
「もっと、やーらしい顔してよ、美涼さん。……いや、させてあげる……」
 大きな動きで突き挿れられる滾りが、速さを増していく。
 淫路から広がる、甘い戦慄。意地を張ることも、強がることも、今の美涼にはできない。
 彼女の身体は、琉生が与えてくる快感に翻弄されるだけだった。
「あぁ。やだぁ……、そんな……されたらっ……!」
「イク? いいよ。何回でもイって」
 琉生は喜悦の声を止められない美涼の唇をぺろりと舐め、男の欲望を滾らせた妖しい瞳で彼女を見つめる。
「……大っ嫌いな年下にイかされるのって……どういう気分? こんなわけ分かんないくらい乱されるのって、屈辱的?」
「なに言って……ああっ! ダメっ……ダメぇっ……あぁっ……!」
「ダメ、じゃないでしょ? イイ、でしょ? もっとしてって言ってもいいんだよ?」
「バカっ……変なこと言わせ……あぁ……あっ! いやぁっ……イ……くぅっ!」
「……言ってよ……。もっと、俺のこと、欲しがって……。……俺だけ……」
「堂嶋くっ……あぁ……ダメぇっ!」
 どことなく、琉生の声が沈んだような気がした。
 しかし、それを気にする間もなく、美涼は湧き上がってくる快感の波に耐えきれなくなる。
「ダメぇっ……も、ぅ……ああぁっ……――!」
 その瞬間、美涼の中で止まった琉生がピクリと震え、刹那苦しげな顔をする。
 快感に溶けた瞳を絡ませながら、美涼は、琉生の目が一瞬泣きそうになったのを見たような気がした。
「――――年下だけど……いいですか……」
 琉生がなにかを囁いた声が耳に入る。
 しかしその言葉は、美涼の頭が理解をする前に、恍惚感の中へと溶けていった……


*次回更新は11月になります。次から第三章になりますので、よろしくお願いいたします。






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